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更新日 2020.5.28

シニア向け分譲マンションのサービス内容や費用、入居条件について

お子さんが独立されるなどして、夫婦二人暮らしになったら、マンションを買って住もうとお考えの方はおられませんか?

でも今後年をとってもずっと住み続けることを考えると、ご近所づきあいや家事、買い物など心配事も多いですよね。

そんな方にお勧めなのが、「シニア向け分譲マンション」です。

もちろんシニア向けを掲げるからには、それに見合った設備やサービスが用意されており、充実したシニアライフを送ることができるのです。

気になる購入費用や月々の利用料金の相場などをお伝えし、どんなメリットがあるのかをご紹介していきましょう。

シニア向け分譲マンションとは

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シニア向け分譲マンションとはその名の通り、高齢者の方を主なターゲットにした分譲マンションです。

通常のマンションと違い、シニアの方のニーズに合わせていろいろな工夫がされています。

「まだ介護が必要な状態ではない。

けれど、急に具合が悪くなったりしたときの安心も欲しい」という願いが叶うマンションなのです。

まず欠かせないのがバリアフリー。

高齢者が介護状態になってしまう大きな原因の一つが転倒です。

段差がなく、手すりの位置にも配慮がなされていると転倒予防に役立ちます。

また、車いすでも生活ができるように廊下のスペースにゆとりがあったり、ドアが引き戸になっているなどの工夫がなされている物件もあります。

POINT

✔その名の通り、シニアの方が暮らしやすい分譲マンション

✔まだ介護が必要なわけではない方にとっての「いざ」というときの不安を解消

✔部屋の造りには転倒予防などいろいろな配慮、工夫がなされている

シニア向け分譲マンションに必要な入居条件は?

入居に際しては、通常の分譲マンションを購入することと大きな違いはありません。

もちろんローンを組むことも可能です。

医療的なケアや介護サービスについては必ず設置されているわけではなく、基本的には外部のサービス事業者との連携となるため、お体の状態によっては対応が難しい場合もあります

持病などで気を付けなければならない方は、購入前によく確認しておきましょう。

POINT

✔分譲マンションなので、購入費用の工面ができれば特に厳しい条件はない

✔医療的なケアが必要な場合、送迎などでどこまで対応できるかは確認が必要

✔介護が必要な状態になったら、外部のサービスを依頼する必要あり

シニア向け分譲マンションのサービス内容について

シニア向け分譲マンションでは、食事が提供されるのが一般的です。

入居者専用のレストランや食堂で食べることができます。

朝食・昼食・夕食それぞれに料金設定がされていて、食べたいときに食べたい分だけお金を払って食べることができます

もちろん自炊をしたり、外に出かけて食べることも可能です。

また各部屋にもお風呂はありますが、その他に大浴場やサウナなどが備えられている物件も多いようです。

それ以外に定期的に健康診断が受けられたり、医療相談を受けられる窓口があるなど、日々の健康管理にも役立ちます。

また、緊急時に対応できるように24時間スタッフが常駐していたり、部屋に緊急の呼び出しボタンが備えられているなど、いざというときに安心のサービスがあります。

テナントとして訪問看護ステーションやクリニックが入居しており、それらと連携して対応できる物件もあります。

POINT

✔朝昼夜と食事が提供されるのが一般的で料金設定がされている

✔各部屋にお風呂があるが、大浴場やサウナなどもある

✔テナントに訪問看護ステーションやクリニックが入居しているので安心

シニア向け分譲マンションの費用、相場

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シニア向け分譲マンションの相場について見ていきましょう。

通常のマンションを購入するのと同じく、価格は地域や間取り、築年数によっても大きく異なります。

都心の一等地の新築物件であれば、1億円を超える物件も存在します。

一方で、自由に売買ができる不動産でもあるため中古で探すこともできます。

1,000万円を切る物件も見つかります

月々の料金には、管理費や修繕費などがかかり、約5~7万円と一般的なマンションよりも高額です。

これは24時間の対応が可能などのサービスの維持費用となります。

食費は1食当たりの価格は施設ごとにまちまちですが、食べた分だけ支払う仕組みとなっているところが多いようです。

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購入費用 700万円~1億円以上(地域によって大きく異なる)
月々の費用 管理費 約50,000円
修繕費など 約20,000円
(食費) 約75,000~120,000円(30日分)
POINT

✔立地や間取り、設備によっては1億円を超える物件もあり

✔サービスが手厚い分、管理費は通常のマンションよりも高

✔食費は食べた分だけ支払うことができる。自炊や外食も自由にできる

シニア向け分譲マンションとサービス付高齢者向け住宅の違い

シニア向け分譲マンションとサービス付高齢者向け住宅(サ高住)とを比較した場合、大きな違いは「購入」か「賃貸」かという点です。

シニア向け分譲マンションは購入に大きな費用が必要ですが、サ高住は賃貸のため、初期費用はあまりかかりません。

利用者像として、シニア向け分譲マンションがお元気な方を前提としているのに対して、サ高住は介護サービスが必要な方向けの住宅であるため、サ高住では「自立または要支援の方は入居不可」としているところもあり、より重度な方の向けの施設であると言えます。

そのため、両者の条件の違いとしては、介護の必要があるかどうかが、挙げられます。

提供されるサービスにおける違いとしては、お元気な人が多いシニア向け分譲マンションには、外出のための送迎バスや、トレーニングジム、プールまで備えている施設もあります。

一方、サ高住はこのようなサービスや設備はあまり聞かれません。

いずれの施設も、介護保険を利用する場合には、外部の介護サービスの利用が想定されています。

介護保険のサービスでは対応が難しい身の回りの雑用などは、サ高住ではオプションの料金設定がされて対応可能な場合が多いですが、シニア向け分譲マンションでは施設ごとに管理費にある程度含まれていたり、定額制や従量制など対応が異なるようです。

費用の面から見たシニア向け分譲マンションとサービス付き高齢者向け住宅の大きな違いは、入居時にあります。

シニア向け分譲マンションでは物件を購入するため、費用は高額になります

一方、サ高住では初期費用が敷金のみもしくは敷金も不要となっているところもあります。

この場合、月々の利用料が上乗せされます。

月々の費用については、サービスや設備が充実している場合が多いシニア向け分譲マンションの方が費用もかさむ傾向がありますが、家賃が発生しないため、総額ではサ高住より安上がりな場合が多いようです。

ただし食費についてはシニア向け分譲マンションの方が全体的に高めの設定で、それだけコストをかけているものと考えられます。

項目 シニア向け分譲マンション サービス付き高齢者向け住宅
入居時 700万円~1億円(購入費用) 0~400万円程度(一時金の場合。敷金込み)
月々の費用 70,000円程度 100,000~200,000円程度
食費 75,000~120,000円程度 50,000~70,000円程度
POINT

✔シニア向け分譲マンションは購入費用が高額になる。ただしその後は家賃不要

✔サ高住の中には敷金不要で退去時に原状回復費用を請求するため、初期費用ゼロの施設もある

✔シニア向け分譲マンションの方が食事代などのコストが高め

知っておきたい!シニア向け分譲マンションを利用するデメリット・メリット

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分譲マンションの購入なので、資金に余裕がないと難しい点が挙げられます。

経済的に余裕がある層をターゲットに建てられている物件が多いとされており、通常の分譲マンションと比べると割高な傾向もあるようです。

また通常のマンションにはない付加サービスがあることにより、月々の管理費も一般のマンションよりは高額なので注意が必要です。

マンション内で食事ができるというのは大きなメリットでしょう。

メニューが日替わりだったり、その場で選ぶこともできたりと工夫を凝らしているところも多いようです。

食事の支度などの家事に追われることなく、趣味に時間をじっくりかけられます。

また、同じマンションのご近所さんにも同世代の方が多くいるわけですから、新たな友人も作りやすいのも魅力です。

楽しい毎日を送るための環境が整っていると言えますね。

マンションごとの規定となりますが、ペットが飼える物件もあります。

お金の面でもメリットがあります。

有料老人ホームにも入居時に一時金として多額のお金が必要な場合がありますが、それはあくまでも利用する権利を買っているにすぎません。

シニア向け分譲マンションは、不動産を購入することになりますから、ご自身の資産となります。

自由に売買することも可能です。

価値が上がったら手放して別のところに移る、という使い方もできるのです。

また、自由に売買できるからこそ、中古物件を探すことができるのもメリットと言えるでしょう。

POINT

✔食事の支度不要!食べたいときだけ食べられる

✔周りには同世代がいて、友人が増えるかも

✔自分で購入するマンションだから、ペット可の場合が多い

シニア向け分譲マンションがおすすめな人

シニア向け分譲マンションがおすすめな人は、まだまだお元気で活発に動きたいシニアの方です。

食事の支度の負担から解放されて、好きなことに時間を使うことができますよ。

まだまだ施設数が少なく、全体的に富裕層向けのイメージもあります。

まとまった購入費用がかかる点は注意が必要です。

投資目的で購入するケースは少ないものと思われますが、資産として考えた場合には、相場を見る目も必要と言えるでしょう。

いざというときに手助けをしてくれるスタッフがいることで、離れて暮らすご家族にも安心してもらうことができますね。

POINT

✔シニア向け分譲マンションはアクティブシニアにおすすめ

✔物件数は少なく、富裕層向けのものが多い

✔いざというときにもスタッフが常駐して安全確認も可能。離れて暮らす家族も安心

まとめ

シニア向け分譲マンションは全国的にも少数です。

しかし、これから高齢者の方がまだまだ増えていきます。

同じシニア世代が集うシニア向け分譲マンションでは、お互いにより元気でいたいという相乗効果も期待できます。

昔ながらの地域の関係性は失われつつありますが、シニア向け分譲マンションが新時代のコミュニティの在り方として注目されるようにあるかもしれません。

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