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更新日 2019.10.23

作業療法士は活躍の場が多い国家資格!?仕事内容、給料、条件は?

作業療法士という資格を知っていますか?

リハビリ職の一つで、病院や社会福祉施設などで障害者や高齢者のサポートをするための資格です。

人気があるリハビリ職で、作業療法士として実際に働いている人はたくさんいます。

今回は作業療法士の仕事内容や給料、同じリハビリ職の理学療法士との違い、資格の取得方法、そして資格を取得するメリットなどについて紹介します。

作業療法士とは?

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はじめに作業療法士とはどのような資格なのか、概要から見ていきましょう。

作業療法士は病気やケガで身体を上手に使うことができない身体障害者や高齢者、精神障害がある人などに対して主に作業を通したリハビリを提供し、日常生活面のサポートをする役割を持っています。

1965年に誕生した国家資格です。

名称独占資格なので作業療法の仕事に資格は必須ではありませんが、実際には作業療法の職に就くためには作業療法士の資格が必要となっています。

作業療法士の仕事内容

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主な作業療法士の仕事内容は次の通りです。

食事や歯磨き、着替え、入浴、トイレ、洗面など、日常生活における応用的な動作能力を高めるためのリハビリを行うのが主な仕事の一つです。

それぞれの行為を直接行うことでリハビリとすることもあれば、園芸や木工、書道、裁縫などの諸活動を通して応用的な動作能力を高めていくこともあります。

精神障害者や発達障害児に対して、社会的な適応力を高めるためのリハビリを行っています。

うつ病や統合失調症、アルコール依存症などの精神疾患や精神障害がある人に対してリハビリを行います。

園芸や書道、木工などの活動を通して忍耐力や達成感を養ったり、グループワークや外出などを通して社会適応力を高めたりするなど、さまざまな活動があります。

発達障害児に対してのリハビリを行うのも、大切な仕事の一つです。

発達障害児は物に対しての感覚が過敏だったり、反対に鈍感だったり、身体を上手に使うことができなかったりする感覚統合障害があることが少なくありません。

トランポリンやブランコ、どろんこ遊び、腕相撲などのさまざまな遊びを通して感覚統合障害を軽減させていきます。

作業療法士の給料はいくら?

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作業療法士の給料はいくら位もらっているのかを紹介します。

平均的な月給は約23~27万円となっており、年収にすると約350~500万円ほどです。

もちろん就職する職場や地域によって額は異なります。

一般的に医療機関は社会福祉施設に比べて高くなりがちです。

初任給は高かったとしてもその後の昇給率は低く、長く勤務しても給料が大きく上がらないケースもあるようです。

理学療法士と作業療法士の違い

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同じリハビリ職に理学療法士という資格があります。

両者の違いは以下の通りです。

両者には目的とする動作に違いがあります。

理学療法士は「立つ」「歩く」「座る」「起き上がる」「寝返りをうつ」などの人間の最も基本的な動作を対象とすることに対し、作業療法士は「食事をする」「着替えをする」「入浴をする」「トイレで排泄をする」「顔を洗う」などの日常生活における応用的な動作を対象としています。

治療方法にも違いがあります。

理学療法士は治療に運動やマッサージ、温熱、冷寒、電気などを用いるのに対し、作業療法士は園芸や木工、手工芸、陶芸、裁縫などの手作業を治療に用います。

仕事の場にも違いがあります。

理学療法士は病院や高齢者福祉施設、身体障害者施設などに加えて、スポーツ選手へのリハビリやトレーニング指導としてスポーツの分野でも働く可能性があります。

作業療法士は病院や高齢者福祉施設、身体障害者施設以外に、精神障害者関係の施設や発達障害児の施設にも活躍の場があることが特徴です。

精神科がある病院やクリニック、精神保健福祉センター、児童発達支援施設などが一例です。

作業療法士の資格取得方法

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作業療法士の資格を取得するための方法について見ていきましょう。

主なルートは次の通りです。

国家試験を受けるためには、まずは受験資格を得る必要があります。

指定された養成施設で3年以上在籍し、受験資格に関わる単位を取得しなければいけません。

養成施設は4年生大学や3年生短大、4年生や3年生の専門学校があります。

修業年数が異なっても、修得する知識や技術に違いはありません。

受験資格を得られたら、国家試験を受けて合格しなければいけません。

試験は毎年2月に行われます。

合格率は年度によって異なりますが、2019年の合格率は71.3%(内新卒者は80.0%)でした。

作業療法士取得のメリットは?

最後に作業療法士を取得するメリットについて紹介します。

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作業療法士の求人は絶えずあります。

病院の他にも高齢者施設や障害者施設、児童発達支援施設などさまざまな活躍のフィールドがあるので、その分、求人数も多いのが特徴です。

 

仕事探しで困ることなく、安定して働き続けることができるでしょう。

国家資格なので、資格を取得すると専門的な知識と技術を持っていることが証明されます。

リハビリの専門職として医師や看護師などの他職種からだけでなく、患者からの社会的な信頼が高まるのが大きなメリットです。

自身で計画を立てて提供してきたリハビリの結果から、患者の状態が回復すると大きなやりがいを感じることができます。

また患者や家族から感謝される場面も多く、仕事への大きなモチベーションにもなります。

まとめ

作業療法士は1965年に制定された、リハビリの国家資格です。

身体障害がある人の応用的な動作力を向上させるリハビリをしたり、精神障害者の社会適応力を向上させるリハビリをしたりするのが主な仕事内容です。

病院や高齢者福祉施設、身体障害者施設、精神障害者施設、発達障害児の施設など、活躍の場は多岐に渡ります。

資格を取得するためには養成施設に3年以上通った上で国家試験に合格する必要がありますが、求人数は充実しているので長く安定的に働き続けることができるでしょう。

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