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更新日 2019.9.16

サービス提供責任者とは?仕事内容や資格の種類、やりがいについて

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サービス提供責任者は一言で言うと訪問介護員のまとめ役です。

ケアマネジャーが作成したケアプランに基づいた、訪問介護計画書を作成するのと、訪問介護員をまとめるのが仕事内容になります。

ときには、訪問介護員に対しての指導や相談に乗って在籍している介護員の育成をしていかなければなりません。

管理職ではありますが、実際に自分でも訪問介護サービスを行う場合もあります。

その為、長く訪問介護を続けている方でもあれば自分の実力を活かしてキャリアアップできるメリットがあるでしょう。

就く為には介護福祉士、実務者研修といった介護系の資格が必要になりますが、その分給料は訪問介護員よりも高めに設定されている場合がほとんどです。

サービス提供責任者とは?

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サービス手提供責任者(サ責)の仕事は大きく分けて3つです。

・訪問介護業務

・訪問介護計画書作成と、それに関わる業務全般

・訪問介護員の指導、管理

訪問介護業務は基本的にサ責が入ることは少ないです。

サ責は現場で何かあったときの相談役も兼ねているので、現場で動きすぎてしまうと何かあった時に対応できなくなってしまうからですね。

ただ、担当介護員が急に欠勤した場合や初回利用の利用者だったり、担当介護員が不慣れな場合は同行しサポートをすることもあります。

主な仕事は訪問介護計画書の作成になるでしょう。

利用者の家族と本人にどのような希望があるかアセスメントし、ケアマネジャーが作成したケアプランを基にして訪問介護計画書を作成します。

このとき同時に、訪問介護員の為に現場で必要なことをまとめた「サービス提供手順書」を作成していかなければなりません。

特に何事も無ければ介護員が現場にいくので、逐次報告を貰い利用者の状態変化の把握が必要です。

状態が変化してきたら必要に応じて、計画書を作り直す必要があります。

ときには介護員に対して技術指導をしてサービス向上を目指すのもサ責業務の一つになるでしょう。

給料に関して実際の求人を調べてみました。

平均すると介護職の中では高めの求人が多いです

訪問介護員の平均給与が19万程度なので、サ責になれば給料アップに関しては間違いないでしょう。

サ責は訪問介護事業所に最低1名以上の配置が必要になっています。

サービス利用者が40人増える毎に必要な最低配置人数も増えていくので、複数人いればそれだけサービス提供の幅が広がります。

その為、求人も多数募集していて条件に合った場所を探しやすいです。

  平均 最低 最高
時給 1117円 960円 1430円
月収 23万 15万 30万
年収 303万 210万 400万

サ責になる為に訪問介護の経験を持っている必要は実はありません

必要な資格さえ所持していれば条件の上では大丈夫です。

必要な資格は介護の実務経験が無いと取得できないので、今まで働いていた場所の経験を活かした仕事ができます。

ただ、実際に動いて見ると思っていた仕事と違ったり、訪問介護の経験が無いと訪問介護員への指導が大変です。

不安を感じている方は、一度訪問介護員を経験してみるのも選択肢の一つでしょう。

訪問介護員を経験しておけば、面接の際の強みにもなりますしそのときの経験がサ責になった時に役立つはずです。

POINT

✔サ責は訪問介護計画書を作成するのが主な仕事

✔訪問介護員に比べると、給料は高くなっている

✔サ責になるのに訪問介護員の経験は必須ではない

サービス提供責任者になるために必要な資格の種類

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サービス提供責任者というのは事業所内の役職なので資格ではありません。

サ責になるのに必要な資格は2種類あります。

以前は初任者研修を終了し、実務経験3年以上ある方も対象でしたが2018年から任用要件が変わり廃止されてしまいました。

その為、今では実務者研修の修了、もしくは介護福祉士を取得する必要があります。

実務者研修とは平成25年に新しく作られた資格で、介護職員基礎研修とホームヘルパー1級の資格を一本化したものです。

サービス提供責任者になれる以外にも、介護福祉士の受験資格にもなるので将来介護福祉士を取得しようと考えている方には必須の資格になります。

似たような名前に初任者研修がありますが、あちらはサ責にもなれませんし、介護福祉士の受験資格も貰えませんので注意してください。

無資格で実務者研修を受ける場合は半年近くの研修を受けなければなりません。

 

介護福祉士は国家資格の一つで、介護のエキスパートとして現場で働きます。

国家試験を受けるには実務経験3年以上に加え、実務者研修終了が必要です。

ケアマネジャーになる条件の一つとして、福祉系の国家資格を持ち5年以上の実務経験があります。

サ責で経験を積んでケアマネジャーを目指す方には特におすすめの資格です。

それでなくとも、介護職員の資格としてはもっとも高いキャリアになっているので介護業界で長く勤めるならほぼ必須の資格になります。

受験のまでに長い時間がかかりますが、国家資格というだけあって社会的信用は大きく上がるでしょう。

その結果、多くの施設で給与アップ、昇進に繋がりやすくなるというメリットも兼ね備えています。

POINT

✔サ責になるには、実務者研修か介護福祉士の資格が必要

✔実務者研修は無資格でも研修を受ければ取得可能

✔介護福祉士は実務者研修修了で3年以上の実務経験が必須

サービス提供責任者のやりがいや魅力について

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サ責のやりがいといえば、自分自身で利用者に提供できるサービスを考えていける点にあります。

計画書を作るまでは利用者、ケアマネジャーとの綿密な相談。

作成後は介護士たちから常に状況把握をしなければならない大変な業務ですが、その分作成した計画書が評価されたときは喜びもひとしおです。

もっと利用者に合わせたサービスを考えたい、現場よりも広い視野で利用者を支えたいと考える方ならやりがいを感じることができるのではないでしょうか。

サ責は業務柄様々な職種の人間と関りを持つことができます。

職種が違えば考え方や、話す内容も大きく変わり自分の知識不足を感じることもあるはずです。

だからこそ、現場では発想できないような考え方、介護の専門外の知識を学ぶ大きなチャンスにもなります。

そういった、学びの場が常にあるというのは向上心が強い方にとっては大きな魅力になるのではないでしょうか。

POINT

✔サ責は自分自身で提供するサービスに干渉することができる

✔様々な職種の人と話す機会がある為、新しい考え方を学んでいける

✔向上心が強く、サービスそのものに関わって行きたい人なら強いやりがいを感じる

サービス提供責任者の仕事体験談

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サ高住のスタッフから、キャリアアップしてサ責になりました。

私のいた施設では計画書を作成するだけではなく、新規の利用者様への営業も行っていたので毎日大忙しです。

でもその分、毎日が新しい発見でサ責は計画書を作成するだけの仕事じゃなくて、多くの人と関わることのできる仕事なんだなと感じます。

資格名 サービス提供責任者になれる。
介護福祉士
実務者研修
初任者研修 ×

計画書も利用者様に変化があれば作り直す必要がありますが、その度にどうしたらもっと良いサービスにできるだろうかと考えぬかなければなりません。

そういったときに他の方から聞いた話や、自分の経験が役立つことがあるので今までの経験を生かすことができて毎日楽しいです。

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まとめ

サービス提供責任者は利用者とその家族、ケアマネ、現場職員の間に入って動く仲介人のような役割です。

色々な立場の人からの希望や、訴えに対応しながらも利用者のためになる訪問介護計画書を作成していく必要があります。

ときには自ら訪問介護に伺ったりする必要もある為、介護技術も熟知していなければなりません。

大変な仕事ではありますが、その分自分の力でサービス内容を考えることができたり、介護員の育成・指導にも関わっていける職種でもあります。

介護業務の中でもっと良いやり方があるのではないか、自分の力で事業所を支えていきたいと考えるような方ならやりがいを持って働いていけるのではないでしょうか。