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更新日 2019.5.10

【初心者必見】これだけ見れば大丈夫!在宅介護の悩みや解決策を紹介!

高齢化が進み、より介護が身近なものとなっている方が増えているのではないでしょうか。

ただ、実際に家族に介護が必要な人がいない限りは、どうように介護をしていけば良いのか、また介護にかかる費用なども分からないのではないでしょうか。

介護に関する知識がない中では、在宅介護による介護疲れや、うつになるというケースも珍しくないようです。

介護サービスを利用するメリットや料金を知っておくと、介護が必要となった時に対処できるようになるはずです。

在宅介護とは

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在宅介護とは、介護が必要となった高齢者が自宅で介護を受けながら暮らしていくことです。

ひと昔前までは、在宅介護というと、家族がすべて行うものというというイメージを持たれている方も多かったようです。

三世代などで一緒に暮らし、大家族であることから家族による介護ができる環境が整っていたこともあります。

しかし、現在では家族形態の変化や、少子高齢化が進んでいたことで、家族だけで介護を担うことができないことがほとんどです。

そのため、2000年からスタートした介護保険制度による介護サービスを利用し、在宅で介護をすることが一般的になりました。

POINT

✔在宅介護は、自宅で介護を受けながら生活を続けていくことです

✔家族によって介護が行われてきた時代がありました

✔在宅介護では、介護サービスを利用することができます

在宅介護の費用

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在宅介護で介護サービスを利用する場合、費用はどれぐらいかかるのでしょうか。

介護保険による介護サービスにかかる費用は、主に、どれぐらい介護が必要な状態か(要介護度)、利用するサービスの種類、利用する方の所得、地域などによって変わってきます。

ここでは公益財団法人生命保険文化センターで3年毎に発表されている調査、「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」でその平均値を見てみることにします。

費用の内訳 平均の金額 備考
一時費用 69万円 かかった人がいる一方、かかった費用はない(15.8%)、15万円未満(19.0%)という人もいます
月々の費用 7.8万円 15万円以上が15.8%という一方、1万~2万5千円未満も15.1%と、幅が広くなっています

一時費用は住宅の改修(手すりや段差解消など、バリアフリー対応)やベッドの購入費などがあります。

月々の費用には、介護サービスの利用費や、消耗品などが含まれます。

POINT

✔住宅改修や大型物品の購入などが必要な場合には、一時的に多くの費用がかかることもあります

✔介護保険の自己負担分は、所得に応じて1割~3割までの自己負担があります

✔要介護度によって使えるサービスの量が決まっていますが、重度の方になるとサービス量が増え、高くなる傾向にあります

在宅介護でよくある悩みの事例

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在宅介護をしていて、よくあることの一つに家族の「介護離職」があります。

夫や妻、親などを自宅で介護しなければならない状態となって、仕事を辞めざるを得ない状況です。

介護サービスを利用していても、できることの限界があるため、家族がある程度の介護を担わなければならないからです。

また、希望しているサービスが使えない、本人が家族以外の人に介護されることの抵抗感などもあるようです。

一方、近年の労働力(人手)不足の原因の一つにもなり、社会問題化しているため、労働政策と合わせて対策が望まれます。

老々介護は、高齢者だけの世帯に起こる問題です。

高齢者同士の夫婦の場合、80歳代の親と60歳代の子供のように、親子でもあり得えます。

高齢者による介護では体力的に限界を感じるなども問題もあり、十分な介護ができないばかりか、介護者が無理をして体調を崩してしまうなどの問題もあります。

介護は在宅で行っている限り、終わりがなく日々続いていくものです。

最初はその気になって頑張っていましたが、疲れが出てきてしまい、精神的にも辛くなり、うつとなってしまう事も多くあります。

介護離職や老々介護がその原因となっている場合もあります。

POINT

✔家族の介護のために仕事を辞めなければならない人が増えています

✔老々介護は高齢者のみの世帯で起こり、夫婦だけでなく親子でもあり得る

✔護離職し、在宅介護を行うことで疲れが出てしまい、鬱になることもある

在宅介護の悩みの解決方法

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それまでの在宅介護に限界を感じている場合には、まずは相談です。

家族だけで解決できる問題ではありません。

市町村の高齢者相談の窓口や、地域ごとに設置されている高齢者専門の相談機関である地域包括支援センター等には専門の職員がいるので、相談に行くことで解決の糸口が見えるかもしれません。

既に介護サービスを利用している場合には、本当にそのサービスが適切なのかを見直すことも良いかもしれません。

その時は担当のケアマネジャーに相談んです。

ケアマネジャーは月に一度はモニタリングとして状況の確認をしています。

その際に居宅サービス計画(ケアプラン)の見直しも検討してもらいましょう。

また、要介護度が進んでいるかもしれません。

その場合には、再度認定をしてもらうことで使えるサービスの種類や量が増えるかもしれません。

自宅での介護生活がいよいよ難しそうとなった場合には、施設等への入居を検討しても良いでしょう。

中でも特別養護老人ホームは初期費用も必票なく、比較的低額で利用することができますが、その一方、条件に当てはまらないと入居することができなく、地域によっては順番待ちですぐの入所は難しいこともあります。

場合によっては介護付き有料老人ホームやグループホーム、ケアハウスなどの居住施設も検討します。

POINT

✔地域包括支援センターは高齢者に関係する専門の相談機関です

✔介護保険を利用している方も、状況に合わせて見直しが必要です

✔施設にも様々な種類があるためよく検討しましょう

在宅介護と施設介護の比較

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在宅介護のデメリットは、これまで挙げた介護離職や介護疲れなどのリスクがあることです。

また、特に医療依存度が高い方などは、夜間などの見守りに不安を感じるかもしれません。

在宅介護のメリットは、何といっても長年住み慣れた自宅で生活できることです。

家族と同居している場合には、その関係も重要かもしれません。

自由度の高い生活は、本人が望む生活を可能な限り実現できるのではないでしょうか。

さらに、施設と比較すると比較的費用は低額で済むことが多いです。

一方、施設介護のデメリットは費用が高くなってしまうということです。

部屋代や食事代は自己負担となるため、多くの場合、最低でも毎月10万円以上はかかります。

また、すぐに家族と会うことができないなど、自由度に一定の制限があります。

その代わり、メリットは大きと言えるかもしれません。

特に24時間体制で介護を受けることができるという安心感は代えがたいものがあるかもしれません。

また、機能訓練や食事、健康管理など、自宅では複数のサービスを組み合わせなければできないような高度なサービスをすべて施設で提供してもらうことも可能です。

POINT

✔在宅介護のメリットは環境を大きく変えないで済むことです

✔施設介護のメリットは日中夜間を通じた見守りがあることです

まとめ

在宅介護でかかる費用やその問題点、在宅介護と施設介護を比較などを見てきましたが、いかがでしたでしょうか。

在宅介護で無理を感じた場合、そのままの生活を続ける方がよいのか、施設も検討するのかを判断するのが難しい場合などにはまずは専門の相談窓口に行くことをおすすめします。

介護サービスの内容で解決できることもあるかもしれません。

また、特に介護離職など、介護者の仕事で悩みを抱えている場合には、働き方改革の流れの中で仕事の仕方を見直すことができるかもしれません。

いずれにしても、介護には様々な方法があるということを覚えておくと良いのではないでしょうか。